派遣として数社を経験

派遣として数社就業してみて

今まで派遣会社から派遣されて、数社の会社で勤務しました。派遣先は日系企業と外資系企業の両方行きました。日系企業の方は、正社員との格差を感じさせられる場面も多く、派遣とはなんと不遇なものだとうと何度も思いました。落ち度がなくてもいきなりクビになったり、希望ではない仕事に変えられたりしました。一方外資系企業の方は、正社員との格差はあまり感じませんでした。ともかく仕事ができれば雇用形態は関係なく、そのことで差別されたこともありません。また、実力があれば日系企業よりも容易に社員になる道が開けました。一見ドライに見えますが、合理的で私にとっては働きやすかったです。ただ上司に嫌われると居づらくなるのは、日系企業と同じです。派遣先には定期的に派遣会社から営業がやってきて、派遣先と派遣スタッフの話を定期的に聞きます。双方から苦情の申し立てがあった場合、間に入って解決するのが営業の仕事になります。精神的にきつい仕事のため、派遣スタッフ以上に人の入れ替わりが激しく、短期間のうちに営業がコロコロ変わった会社もありました。特に若い営業の場合、次が見つかるとあっさりと辞めていきます。そのため、相談したいことがあってもスムーズに相談できないこともありました。

派遣社員の立場は難しい

同じ職場内に派遣社員と、一般社員がいる場合は、その線引きが難しいように思います。派遣社員から見れば直接雇用ではないですし、正社員がリーダーとなって仕事の采配をするのが当たり前だと思っています。しかし、正社員は異動があると、時には派遣社員の方が長く同じ仕事をすることになってしまいます。仕事の内容も仕事の速さも派遣社員の方が上回ってしまいます。もちろん、給与などの面では正社員の方が派遣社員よりもはるかに上回っています。しかし、仕事を円滑に進めていくためには、いつも正社員だけに従っていては上手くいかないことも多くあります。立場が違う者同士が同じ仕事をしていると、こういった問題が多く発生してしまいます。正社員で異動してきた人は、今の仕事の経験の長さだけを見て、派遣社員に責任のある仕事を任せようとします。しかし、派遣社員はいくら長く居ても、どんなに責任のある仕事をしても、時給が上がることはまずありません。給与に関係なく、できる人がリーダーになり、仕事を率先してやっていけば良いのかもしれませんが、実際はそう簡単にはいかないようです。派遣社員がでしゃばり過ぎれば、正社員はやはり面白くないと思います。中には「派遣社員のくせに」と思っている人もいますし、実際にそれを言われることもあります。これは派遣会社に相談しても、らちがあかない問題です。立場上、派遣先の上司に相談するのも気が引けますし、なかなか難しい問題です。

派遣の良し悪し

学生時代、派遣会社に登録してアルバイトをしていました。良かった点と悪かった点がそれぞれ複数あります。良かった点としては、私が登録していた派遣会社さんの場合、どの仕事に行くかはこちらがある程度選ぶことができ、会社のほうから頼まれることもありましたが、最終的には判断権を持っていたということです。これにより、ひとまず一回だけやってみようという気が起こりましたし、多くの貴重な経験をすることができました。これが、ひとつひとつのお仕事を、派遣ではない形で体験しようとしていたのであれば、かなり難しかったのではないかと思います。一度きりとはいえ仕事に責任を持たねばならないのは当然のことですけれど、それでもはじめの一歩が出やすいというのは重要なことではないでしょうか。
とりあえず派遣でデータ入力が未経験ですがを読んでみてください。
マイナス点があったとすれば、当然のことながら派遣ですから、あまりひとつの職場に継続して勤務するということがありません。私は初対面の人と話すのが苦手でしたから、これは結局苦労のもとでした。とはいえ、これは先に述べたメリットと裏表の現象でもあることを踏まえれば、やみくもに悪い点だと言っていいわけでもないでしょう。いずれにせよ、派遣という働き方は、正規の社員として働くのとはまたちがった特徴を持っています。